2024年期間限定で、「仮面ライダー555（ファイズ）20th パラダイス・リゲインド」という新作Vシネクストの上映と、Blu-ray＆DVDの発売が決定しました。
2021年5月5日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で「仮面ライダー555（ファイズ）」のイベントが開催され、半田健人氏をはじめとする乾巧役／仮面ライダーファイズ役のキャストや、芳賀優里亜氏演じるヒロイン・園田真理役、井上井敏樹氏による脚本、田崎竜太氏によるパイロット監督、そしてプロデューサーの白倉伸一郎氏が登壇しました。
このイベントのチケットは1600人分が即完売となり、オフィシャルレポートでその模様が紹介されています。
TVシリーズの最終話の20年後を描く続編が正式決定！オリジナルキャストが集結する待望の作品！
「仮面ライダー555（ファイズ）」は、平成「仮面ライダー」シリーズ第4作で、2003年から2004年にかけてテレビ朝日系列で放送されました。
物語は、主人公の青年・乾巧（半田健人）が、特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理（芳賀優里亜）に出会い、異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦うというものです。
このシリーズは、従来のシリーズとは異なり、怪人側の苦悩を描くなど、単純な善悪二元論ではない群像劇が話題を呼びました。
そして、この度「仮面ライダー555（ファイズ）」のTVシリーズ最終話から20年後を描く正統な続編が製作され、オリジナルキャストが集結することが決定しました。
乾巧役の半田健人氏、ヒロイン・園田真理役の芳賀優里亜氏、草加雅人役の村上幸平氏、海堂直也役の唐橋充氏が出演します。ファンならずとも、この続編に期待が高まりますね。
「20周年記念イベント」で新作発表！観客が大興奮、脚本家井上敏樹氏も登壇
会場のお客さんの前で、まず20年前のテレビシリーズ『仮面ライダー555』の最終話の約15分の映像が流れました。その後、半田氏と芳賀氏が登場し、「20周年という記念すべき年が偶然にも令和5年に重なっていて夢が叶った。そんな1日です。今日はありがとうございます」と半田氏が喜びを語り、芳賀氏は「お久しぶり。今日という特別な日にみなさんと時間を共有できるとは思っていませんでした」と笑顔で挨拶しました。
その後、Vシネクスト『仮面ライダー555（ファイズ）20th パラダイス・リゲインド』が2024年に期間限定上映とBlu-ray＆DVDの発売決定をステージ上でサプライズ解禁され、観客から驚きのどよめきが起こりました。
井上氏、田崎氏、白倉氏も登壇し、新作『パラダイス・リゲイン』制作の想いを語りました。半田氏は、「幸せの一言に尽きます。10周年、20周年を迎えファンの方々からずっと応援の声をもらっていてお返しができなかったけれど、ひとりではできないから、このような話をもらって本当に嬉しかったです。新しい『仮面ライダー555』を作ることができてありがとうございます」と会場と配信を見ている方々に感謝を伝えました。
井上氏は、「燃えています」と新作への意気込みを告げ、田崎氏は「GWど真ん中の令和5年5月5日は『仮面ライダー555』の日だと思っています。楽しいことがたくさんある中で集まっていただきありがとうございます」と感謝を伝えました。白倉氏は感謝を述べた後、井上氏に「この場所（グランドプリンスホテル新高輪）が何の場所かわかりますか？」と質問し、井上氏は「俺のファンの集まり」と笑いを誘い、白倉氏から「夏の映画の2週間缶詰になって書いてもらった『仮面ライダー555』のゆかりの地でもあるんです」と正解が明かされました。
「声優ファン必見！草加雅人役と海堂直也役が登壇！唐橋充氏と村上幸平氏が質問に答える！」
イベントの後半では、草加雅人役を演じた村上幸平氏と海堂直也役を演じた唐橋充氏からビデオレターが届き、また会場に登壇した出演者たちからも質問が寄せられました。
村上氏は、「続編が決まって嬉しく思っています」と喜びを伝え、「草加の好きなところはどこですか？」と登壇者に問いかけました。これに対し、半田氏は「彼の存在が『仮面ライダー555』を面白くしています。
彼が菊池クリーニングに来なければ……次から次に諸問題を持ってくるから」と答え、会場を笑わせました。
芳賀氏からは「アイロンがけがうまいところ」とのコメントが寄せられ、これに対して半田氏は、村上氏とは逆に「石田監督にアイロンの下手な芝居が本当にうまい」と言われたことを明かし、人生で初めてアイロンをかけたのが『仮面ライダー555』の芝居だったことも告白しました。
村上氏のSNSにはよく二人の2ショット写真がアップされている井上氏は、「大好きも好きも嫌いもすべて受け入れる、倦怠期の夫婦のようです」と会場を沸かせ、「掃除、洗濯、料理もできる一家に一台」と冗談を飛ばしました。田崎氏も、「追加戦士でここまで愛されている戦士ってなかなかいないんじゃないかな」と絶賛し、白倉氏は「今日、間違って草加Ｔシャツを着てきたことをかなり後悔しています。好きなところはなくなりました」とジョークを言いました。
唐沢氏は、当時劇団がなくなって苦しい思いをしていた時に、『仮面ライダー555』の出演が決まった際の喜びを語り、会場を笑わせました。
しかし、「『仮面ライダー555』でやれていなかったことはありますか？」と田崎氏・白倉氏に尋ねられると、「軍艦島での撮影ができなかったことです。
また、挑戦的なことをたくさんやらせていただいた作品だったと思います」と当時のエピソードを明かしました。
史上最高のコラボレーション！m.c.A・T氏とISSA氏が奏でる感動の音楽！
その後、m.c.A・T氏は挿入歌『The people with no name』を歌唱し、ISSA氏は主題歌『Justiφ’s』を歌唱し、会場の観客のボルテージも最高潮になりました。しかし、イベント終了時間が近づいていたため、一人ずつ最後のメッセージを述べることとなりました。
白倉氏は「今日、ISSAさんの生歌を初めて聞いて鳥肌が立ちました。スタジオの中に入ることができなかったため、今まで聞くことができなかったので、客としてすごく楽しんでしまいました」と嬉しそうに述べました。
田崎氏は「皆さんの熱気がこの『仮面ライダー555』の新作を呼び込んだと思います。私たちが作った作品だと誇っていいと思います」とファンへの感謝と共にコメントしました。
井上氏は「熱気に驚いています。新しい『仮面ライダー555』が20年経ってどのように変わるのか、皆さん楽しみにしてください」と、新作への期待を膨らませました。
m.c.A・T氏は「初めて『The people with no name』を歌ったのは、さいたまスーパーアリーナに1万人のエキストラがいた時でした。
そして、『仮面ライダー555』は今年で20周年。ISSAさんのDA PUMPは昨年25周年、そして私は今年30周年です。何か『仮面ライダー555』に繋がっていけたらいいですね」と意欲を伝え、ISSA氏も「20年間愛されている『仮面ライダー555』の新作に何かの形で関わることができたら嬉しいです」とコメントしました。
また、半田氏は「撮影の時は、主題歌はまだ決まっていなかったんですが、今回の主題歌に意欲的です」と述べ、意気込みを見せました。
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